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授業レポートvol.13「基礎造形実習4Bβ」美術領域1年生




今日は水曜456時間目開講の美術領域1年生の授業「基礎造形実習4Bβ」をレポートします。

この授業は油彩画の入門授業です。学生は学内の思い思いの場所を選び、その場所で油彩画を制作します。

また、自分で生地に半油性下地を塗布し半油性キャンバスを作成します。

10月3日に行われた授業では、半油性キャンバス作成のために木枠に生地をはり、ウサギ膠水を塗布するところまでにを行いました。

半油性下地を制作するにあたり、本学で絵画材料学を担当されている篠原先生に特別講師としてご参加いただきました。

まずは生地を木枠にはります。

木枠に生地がはれたら今度はウサギ膠水を塗布していきます。

湯煎したウサギ膠水。においはすごいです。

 ウサギ膠水を塗布する手順を実際に行っていただきました。

そして学生も実践…

でもこの作業が簡単そうに見えて意外と難しいのです。生地にしみ込ませ過ぎても駄目、生地の表面にたまりすぎても駄目。悪戦苦闘しながらの作業となりました。

ゆっくりと刷毛で膠水を塗布します。均一に塗るのがポイントです。

生地にしっかりと膠が塗布できていないと、小さな穴があきます。それがピンホールです。蛍光灯にかざしてその穴がないかチェックします。

来週はこのキャンバスに半油性下地を作って塗布する予定です!またその作業は追ってレポートします!