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インターネット回線を利用して美術領域学生が小学生を対象に授業

去る9月28日に美術領域の清水薫(日本画研究生)と佐竹誠(洋画4年生)が東近江市立八日市西小学校6年を対象にインターネット回線を利用したTV会議システム(スカイプ)によって授業実践を行いました。小学校と成安造形大学のアトリエ(実習室)を結び、小学校6年生児童が学生の制作した絵画作品を鑑賞するものです。

この試みは、インターネット等を活用して地域の人々や国内外の子どもたち、さらには、社会教育施設、研究機関等の専門家等との交流を図り、多角的な思考力等を育む授業実践を行うこと等を目的とした東近江市教育委員会との連携事業として行われました。作品の情報や知識を先生が一方的に解説するのではなく、作品を前にした児童に先生が問いかけを行い、児童の言葉を引き出しながら内容を深めていく方法での「対話による美術鑑賞」です。

インターネットを通じて画面に映し出された作品を見て、作品から考えたこと、思ったことなどを次々に質問していた小学生が印象的でした。この経験が様々な興味に繋がっていけば嬉しく思います。

 

小学生のするどい質問に学生もたじたじになる場面も

 

 

作者である学生自身も作品の新たな面を見出せたように思います