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OVER THE RAINOW 虹の彼方 -こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行-

美術領域伊庭靖子准教授が府中美術館で開催される「OVER THE RAINOW 虹の彼方 -こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行-」に出品します。

芸術至上主義に対抗して、「芸術」と「日常」の接点を探る動きが、20世紀美術史には常に存在しました。1960年代のニューヨークを中心とするフルクサスの活動。そして、世界が再編され拡散とフラット化が進行した1990年代。ここに制作の原点を持つ美術家たちにも、同じ意図を見いだすことができます。
21世紀を迎えて、人々の日常と具体的に関わるデザインや写真、編集といった領域と、若い美術家たちの軌道が接近してきたのは、自然の流れであるのかもしれません。本展には、デザイナーを含めて、ジャンルを越えて自在に制作する美術家たち10組が参加します。
その作品には、日常の中での、私たちと物や事との関わりのあり様が、ていねいな、てらいのない手段で紡がれています。身近な物事やフェイストゥフェイスのコミュニケーションが離陸点となって、その先の想像世界への晴れやかな跳躍が生まれます。「ここ」のかけがえのなさ、豊かさは、この跳躍によって確かめられていくのではないでしょうか。
美術館を出た後に、今日という日がぐっと特別に、いとおしくなる。そんな展覧会です。(hpより)

出品作家

池田晶紀 伊庭靖子 小木曽瑞枝 斎藤ちさと 塩見允枝子 mmoru 三田村光土里 Rocca SPIELE 渡辺泰子

「OVER THE RAINOW 虹の彼方 -こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行-」

会期 11月23日[金] – 平成25年2月24日[日]

前期 11月23日[金] – 平成25年1月14日[月]/後期 平成25年1月16日[水] – 2月24日[日]

府中美術館 http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/