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授業レポートvol.08「基礎造形実習4Bγ」美術領域1年生




後期の授業が始まりました。

1年後期では、二年次のコース分けに向けて、

日本画、洋画、現代アートの基礎を学ぶ授業があります。

今回は現代アートの基礎授業をレポートします。

 

基礎造形実習では授業開始に向けて夏休み中に課題が出されます。

現代アートでは下記のような課題が出されました。

■夏期休暇課題
・以下の課題から1つ選んで制作してください。2つでもかまいません。
「吾輩は猫である」
  自分が猫になったつもりで、カメラを持って散歩に出ましょう。
  写真を撮影するアングルは猫の動きや視点を考えて決めてください。撮影した写真から
  選択した10枚woB2バックボード(台紙)に貼って、猫の一日を表現してください。
  各写真の大きさやレイアウトなど、楽しく表現できるよう工夫してください。
「キャラクターをバージョンアップせよ!」
  ポピュラーなキャラクターを部分的に改造・変形させ、
  キャラクターの特性や欠点を自分流にバージョンアップしてください。
  また、改造・変形した理由をA3ケント紙に説明してください。
  (改造・変形前を写真にとり添付してください。彩色した絵で表現してもかまいません。)

 

まずは、出された課題の合評から始まりました。

 

 

 

それぞれの提出課題について説明と意見交換をしています。
その後、先生の過去のアーティスト・イン・レジデンス(海外での滞在制作)の記録映像を鑑賞しながら、
現場の仕事と表現について話を受けました。

 

 

現代アートの幅のある表現に価値観を広げられたように思います。

 

この授業では半期に沢山の課題が出されます。
その中で、「何をどのように作るか」繰り返し作業する中で、
「コンセプトをもち表現する」ということを理解していくのだと思います。
今後の課題にどのような作品を作っていくのか楽しみです。