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学べる内容

美術領域1年次は、素描・絵画・立体造形などの基礎を習得。 さらに2年次以降はコースにわかれ、専門的な造形能力や表現技術を高めます。

美術領域1年生 1年間を通して、描写・立体造形などの基礎を学びます。様々な素材と向き合いながら表現技術を高めていきます。

色彩構成・遠近法

美術基礎演習1
色のもつ力と、配置による効果を実践的に理解します。また東洋・西洋の遠近法を用いた課題制作を行い、空間のあり方について考えます。その上で、横長の画面を設定しイメージ表現を試みます。

東洋・西洋の遠近法を用いた課題制作を行い、空間のあり方について考えます

パネル制作及び木工

美術基礎演習2
美術表現における基礎的な造形能力を身につけます。 平面表現に欠くことのできないパネル制作や、モノの構造を知る上で箱イスの制作を通して、木工を中心とした技術・知識を身に付けることを目標とします。

絵画基礎

基礎造形実習1A
目の前にある様々な対象を描写しながら、そこから「見る」ことと「描く」ことに対する造形の基礎づくりを行います。 また、身近な対象に向き合う姿勢を学びながら、自分と自然や他者との関わりについて表現を探っていきます。与えられた題材から、観察することの意味と描写することのおもしろさについて学習します。

鏡に写った自画像

布に描く 建物と建物の間

人物デッサン・クロッキー・ドローイング描写

基礎造形実習3B
人体を立体的に表現するために必要な基礎的な体の変化について理解を深め、造形的な均衡、質感などを修得します。 人間の体は、皮膚の下にある皮下脂肪、骨、関節や筋肉の動きによって、体の表面に変化が生まれます。これらを中心に講義し、自分自身の体の一部やモデルにポーズをとらせて実際にデッサンやクロッキーを行います。また、絵画史の中から、多くの人間表現を紹介し、時代背景や作家が求めた人間の存在についても問いかけます。

モデルデッサン

立体基礎

基礎造形実習2A
[グロステッツ・石膏] グロステッツ(でっかい頭)をテーマに張り子の被り物を制作します。型取りの原理を学ぶとともに、自由な発想で被り物を造形・彩色します。最後に自身のイメージに合うシチュエーションで撮影して作品を完成させます。 また、石膏取りの技法を学び、塑像から石膏像を制作。立体造形の基礎を学びます。

日本画入門

基礎造形実習4Bα
静物着彩 自然観察を中心とした写生から、日本画制作へのプロセスを学びます。また、日本画材(主に水干絵具)の基本的な使い方を学びます。

洋画入門

基礎造形実習4Bβ
風景油彩画 油彩画の技法と基本的な絵具の扱いについての講義を受けた上で、各自が制作した半油性キャンバスに油彩による描写を行います。自身が気になる風景を学内から選び出し、その場所で制作します。

現代アート入門

基礎造形実習4Bγ
現代アートの基本的なリテラシーを学び、多角的な発想力と問題提起力を身につけます。また、様々な素材を経験し、自己のイメージをコンセプトに忠実かつ独創性のある表現を獲得するためのスキルを学びます。

二年次以降

写生と制作

植物・静物・動物を描く
美術実習1a 美術実習2a 美術実習3a 美術実習4a
植物や動物を描くことを通して、写生から下絵、草稿、本紙制作のプロセスを学び日本画の特質と描き方を習得します。ドウサや水張り、パネル制作の指導も行います。

人物・風景を描く
美術実習5a 美術実習6a 美術実習7a 美術実習8a
絵画表現の基本ともいえる人物写生を徹底して行いながら日本画画材の扱い方を習得します。また、地域の風景を写生することで日本画としての風景の捉え方や表現を自己表現とどのように結びつけて描くのかを制作を通して追求していきます。

日本画画材研究

画材の歴史と技法
美術演習2a 美術演習3a 美術演習5a 美術演習6a 
日本画を描く際に使用する様々な画材について、実物にふれ、その歴史を学びます。 同時に、それら画材によって可能となる技法を学び、実践します。 例えば「銀箔を貼った色紙に描く」の時間には、銀箔を色紙に貼り、その上に描画します。

また、「絹本に描く」の時間には、古典絵画から絹本作品を選び、自身で絵絹を張った木枠に模写します。

自由制作

自由制作
日本画コースでは、3年次から個人ブースが与えられ、じっくりと自由な制作が可能です。 さらに、進級制作展や卒業制作展に向けて、各自テーマを設定し自由制作を行います。

発表

合評による公開プレゼンテーション
前期・後期の終わりに合評会を行います。半期ごとの成果を確認できる大切な時間です。

進級制作展

美術実習7a 美術実習8a
これまで積み上げてきた3年間の成果が初めて試されます。

卒業制作展

美術実習9(日本画) 美術実習10(日本画) 卒業制作(日本画)
4年間の研究成果の集大成を作り上げます。

特別授業

特別合評
ゲストをお迎えして、新たな視点による批評を行っていただきます。

屛風制作
特別授業として屛風づくりを学びます。自分の作った屛風に描く経験は大変貴重です。

研修旅行
日本の歴史と文化の奥深さを現地に赴き実感します。寺院拝観、画材製造所の見学、展覧会鑑賞など、充実した研修を行います。

高田敬輔「山水図屏風」復元模写
滋賀県立近代美術館所蔵の屏風作品をもとに復元模写を試みる特別授業です。

絵馬 復元模写
滋賀県内にある神社からの依頼で、杉板に描かれた原画の復元模写を行いました。

絵画技法・版画技法

卵黄テンペラによる板絵
美術実習1b
油彩画の前身であるテンペラ画を研究することで伝統的な西洋絵画の基本を学びます。スライドレクチャーや実制作を通して、基底材、下地、メディウム、顔料などの絵画の基本要素について経験します。

油彩による人体描写
美術実習2b
油彩による裸婦・着衣群像の課題制作を通して人体の描写力を高めます。

裸婦

群像

グリザイユ技法・カイマイユ技法
美術実習3b
油彩画組成技術の基本であるアンダーペインティングとオーバーペインティング、ラズール技法を学びます。 絵の具の量と堅さ、構図、タッチ、マチエール、質感、明暗の流れ、形態、光と影、オイルの透明性を活かした積層構造など多くの絵画要素を修得します。

グリザイユ技法

カイマイユ技法

シルクスクリーン技法
美術実習4b
間接的な絵画表現の一つであるシルクスクリーン技法(孔版)を学習します。主に写真とコンピュータを用いた写真製版と手描きのポジティブ作成によるシルクスクリーン作品を制作します。造形表現としての版表現の可能性、映像表現の可能性を考えながらプロセスで組み立てていく造形表現を修得します。

銅版画・リトグラフ
美術実習6b
印刷技術の進歩と版画の歴史を考察しながら銅版画技法(凹版)を学習します。古典技法の一つでもある銅版画の基礎的な技術と構想の立て方を修得します。エッチングによる独特のマチエールを研究し、版表現ならではの絵画空間の表出をしっかりと視野に入れて、自らの表現にしていきます。同時に、リトグラフ技法も行います。

構想設計とプランニング

研究計画の立案とディスカッション
美術演習5b
研究とはどのような行為なのかを理解した上で、まず自己を掘り下げ、各自の研究テーマを模索します。立案された研究計画を口頭発表し、全員のテーマや方法論について全員で質疑応答し、様々な問題意識や価値観を共有し、一緒に考えます。大学教育ならではの大変貴重な時間です。

個人面談とドローイング制作
美術実習7b 美術実習8b
個人面談によって主題や表現について具体的な研究課題を考えます。そしてその課題によるドローイングを制作しながら表現領域の拡大を目指し、進級制作展に繋げます。ドローイングでは様々な素材や写真、CGなども取り込み、それぞれの方法で何枚も描きながら、自身の表現について考えます。

自由制作

自由制作
洋画コースでは、3年次から個人ブースが与えられ、のびのびと制作しています。 さらに、進級制作展や卒業制作展に向けて、大型作品をシリーズ制作していきます。

発表

合評による公開プレゼンテーション
先生や在学生を目の前に、自分の作品を説明する合評風景は緊張感が漂います。しかし、これを経験し、乗り越えてこそ今後の自信につながるのです。

進級制作展

美術実習7b 美術実習8b
3年次最後に初めて学外で作品を発表します。自らの作品を客観的に見つめ、4年次の研究・制作の目標をつかみます。

学内ギャラリーにおける洋画企画展

たびたび洋画コース内において、グループ展を開いています。 2010年には、関西の他の芸術系大学の学生と批評のゲストを招き、「Art and Critique 2010-extension-」を開催しました。 芸術系大学という研究機関においての「作品と批評」の捉えられ方、作品との関係性の中から生まれるもの、研究・思索によって育まれているプロセス自体を考察するとともに、同世代の学生たちの先鋭的な感性と新鮮なイメージが集い、その作品群に対して作家、批評家、鑑賞者が真摯に向き合いうことで発見と思索の場になりました。

卒業制作展

美術実習9(洋画) 美術実習10(洋画) 卒業制作(洋画)
4年間の集大成としての大型作品を作り上げます。自作の現代性、提案性とはいかなることかを模索・追求します。学生自らが討論を重ねて展示プランを決定していきます。

特別授業

パステルづくり
画家にとって、主題と表現の方法は密接なかかわりを持っています。絵の具等の描画材料との出会いも表現の可能性を広げてくれます。もっとも素朴な色彩表現のための画材の一つであるパステルをつくりながら、色彩に対する感覚を深めていくのがこの「パステルづくり」です。 パステルとは、色のもとになる顔料と体質顔料(パステルのボディを作るもの)をごく薄いメディウム(アラビアゴム、トラガカントガム、ゼラティン等)を加え、充分に練り合わせてペースト状にし、棒状に成型してつくります。(「ペースト」がパステルの語源) メディウムの濃度によって硬度の異なるパステルができます。薄い場合はやわらかい「ソフトパステル」、濃い場合には硬い「ハードパステル」ができます。顔料の混色、メディウムの濃度、成型の仕方により、独自のパステルをつくります。
高大連携でこの体験ができる授業を開講しています。

フレスコ画
フレスコ画とは、壁に塗った漆喰がフレスコ(fresco=イタリア語。英語のfreshにあたり、新鮮な、生気のある、塗りたての、乾いていない、の意)な状態のうちに、水だけで溶いた顔料で描く方法です。紀元前からある、この最も古く原初的な絵画技法の歴史や技法を学びながら、絵を描くことの意味を考えていきます。
高大連携でこの体験ができる授業を開講しています。
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研修旅行
洋画コースでは課外授業として、研修旅行に出掛けています。各地の美術館や文化遺産が残る場所を訪ねたり、体験学習を行います。また、アトリエを離れて、風光明媚な中で教員と学生たちと楽しく交歓する時間でもあります。そこは、普段とはひと味違った芸術論を語らう場となっています。

特別合評
毎回多彩なゲストをお迎えして、新たな視点による批評や作品に向き合う姿勢について語っていただきます。

自己研究

アーティスト研究
美術演習5c
なぜ表現するのか?といった根源的な問いを考察します。 自身の興味の対象を掘り起こし、それぞれについて調査・研究・発表を行います。

ポートフォリオ制作

美術演習3c
各々が表現の事例をリサーチし、自らの関心ごとを絞り込み、それぞれがアーティ スト・ステートメントを考えます。あわせてポートフォリオのまとめ方を学びます。

平面表現

美術実習2c
イメージドローイングから始め、自身の興味の対象を広げながら「物質と表現行為」について各自のアプローチの方法を探ります。また、ドローイングを契機に平面表現の可能性を探る授業も行います。作品制作の為の思考のツールであるドローイングを、直接手で描くだけでなく間接的な表現方法を通して、自身のイメージを探りながら広げます。

立体表現

美術実習1c 美術実習3c
紙・木・石・金属・FRPなど多様な素材と触れ合い、カービング・キャスティング・モデリングなどの立体表現の基礎を学びます。

場の表現

美術実習4c
都市と空間に関する研究やサイトスペシフィック研究を通して、空間・場所に密着した社会性をもったアートの可能性を探ります。

プロダクション

美術実習6c
展覧会を行う上でのメディアデザインや、メディア表現を学び、セルフ・プロデュース力を身につけます。

コンセプトの確立

美術演習2c 美術実習5c 美術実習6c
各自の表現の拠りどころを明確にし、コンセプトを確率していきます。

自由制作

自由制作
現代アートコースでは、2年次から作業スペースが与えられ、さらに学内ラボを使用して様々な素材を利用した制作が可能です。

発表

展示スキルを身に付け幅広い表現が出来るよう、学内外問わず積極的に発表を行います。

リレー個展
美術実習5c 美術実習6c
3年次前期に学内ギャラリーを使用して個展を開催します。企画からキュレーションまで、自身の表現を個展形式で発表することを学びます。

1day exhibition
美術実習7c 美術実習8c
共通のコンセプトを議論して、テーマやタイトル、展示構成などを企画し、自身も作家として参加することでグループ展を立ち上げます。

進級制作展

美術実習7c 美術実習8c
これまで積み上げてきた3年間の成果が初めて試されます。

卒業制作展

美術実習9(現代アート) 美術実習10(現代アート) 卒業制作(現代アート)
4年間の研究成果の集大成を作り上げます。

特別授業

研修旅行 美術館・作家アトリエ・絵の具工場・ブロンズ工房など学外に出て見識を広げます。

鉄の造形
金属素材によるブックエンドやオブジェ、モビールなどを制作します。金属加工に特化した鉄工ラボの施設や機材を使用し、金属の溶接や切断などを実際に体験し、作品を制作します。 高大連携でこの体験ができる授業を開講しています。

造形ラボ・鉄工ラボ ライセンス講習
金属加工や木工・塗装に特化した工房施設のライセンスを取得し、作品制作の幅を広げます。現代アートのみならず、全学生にひられています。