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授業レポートvol.27「美術演習6a」日本画コース3年生




10月ももう明日で終わり…すっかり秋になりましたね。

さて今回は「美術演習6a」日本画コース3年生の授業をレポートします!
この授業では、様々な基底材(板、布)に日本画材料(膠、墨、箔、水干絵具、岩絵具)を使用して
自由なテーマで制作しながら表現研究を行います。

まず最初にドーサ液(滲み止め)を塗り、その後は各自自由に制作していきます。

墨で骨書きをしたり

板を掘って、箔を貼ってみたり

木目を生かして、そこから水の流れを表現してみたり。

普段の課題作品には高知麻紙や雲肌麻紙に描くことが多い中、板やキャンバスに日本画材を使ってみると、
絵具ののり方、発色、描き心地が全く違うんです!

その変化を楽しみつつ、試行錯誤しながら自分の表現を探っていくんですね。

素材との出会いが今後の制作に生かすきっかけになったのではないでしょうか。